意外にも保険の対象になるものがあります。
今ではみなさまご存知の風災被害が、火災保険で対象になることも、数十年はあまり知られていませんでした。これは、平成3年の台風19号被害を機に、広く知られるようになり、今では当たり前になっていると思います。
加えて、水災被害が火災保険の対象になることも、平成15年の飯塚大水害で知られるようになりました。
他にもいくつかありますが、ご存じの方もいるとは思いますが、今回記事にするのは、火災保険で盗難が対象になる場合があるというお話です。
例えばエアコン室外機の盗難
数年前も多発したエアコンの室外機盗難の事故報告を、ここ一ヶ月で数件受けました。
被害の多くは空き家で発生していますので、ご両親が住んでいて、今は空き家になっている住宅をお持ちの皆さま、今年の夏に帰省した際、室外機が盗難されていて、エアコンが使えないとならないように、一度ご確認されてはいかがでしょうか。
もしもの時は警察へ盗難届を提出し、その後、ご加入の保険代理店にご相談ください。
ただし、補償対象になるかどうかは、ご加入の火災保険の補償内容などによりますのでご注意ください。